管釣り反則系ルアーはなぜ釣れるか
ハンドメイドルアーを作り始めて、いや、作り始めたからこそ思うこと。
まず一つは、釣れるルアーを作りたい。
もう一つは、手に取ったときに「これで釣りたい!」とか夢が描けるようなルアーを作りたい。
そんなことを考えつつ、ルアーを作っているわけだが、そこでふと思ったこと。
「反則系ルアーはなぜ釣れる」
反則系というのも語弊があるかもしれないが、いわゆる、セニョールトルネードだとかあのへんのルアーのこと。
スプーンやプラグを駆使し、1匹を掛けるのも釣りの醍醐味ではある。ではあるが、まったく釣れない魔の時間に、意図も簡単につれてしまう反則系ルアーの威力は認めざるを得ないのではないか。
そんなこんなで、改めて、なぜ釣れるのか、とりわけ、セニョールトルネードがなぜ釣れるのかを考えてみたい。
前提として、同じセニョールトルネードでも色による釣果の違いはある。これを踏まえて検討したい。
検討1、形
セニョールトルネードの細身で、水中に漂うミミズを模したシルエット。これが釣果に現れている可能性はある。
検討2、動き
セニョールトルネード独特のシルエットが、くるくる回りながら水中を動く。この動きが、ミノーやスプーンといったほかのルアーにない動きだから釣れる、という可能性はあるだろう。
また、セニョールトルネードのほか、ぐるぐるXをはじめ、ネイティブトラウトのスプーンでは、MTレイクスなどに代表するスライド系スプーンが実績を出していることから、トラウト全般的に、くるくる回る動きが効くという可能性も高い。
以上のことを確かめるためには、
1.細身のルアーを使う
2.回転するルアーを使う
しかないが、1の細身のルアーについては、おそらくワームしか無理なのでは?と思うので、管釣りや自分の行くフィールドではレギュレーションの関係で試せない。
2の回転については、試す価値がある気がする。
例えば、ミノーなどで回転系ルアーって聞いたことない。
回転系ルアー(プラグ)ってできるのでしょうか。
例えば、リップのほかにフィンを付けるとかで…
ただ、常識から考えると、回転してしまうプラグって、残念なルアーに分類されるはず。
回転系以外にも、動かないと言われるルアーも、実は釣れる要素を持ち合わせたルアーなのかもしれない。
このことを踏まえてルアービルディングをしていこう。
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