2024年03月05日
2024年3月3日東古屋湖解禁前漁獲調査
毎年恒例の東古屋湖解禁前漁獲調査に今年も参加してきました。
今年も例年と同じく、岸釣りでの参加。
渓流解禁後の土日での実施となったためか、例年に比べて参加者が少なかった印象。
正直、毎回これくらいの人数なら嬉しいが、そうもいかないだろう…
キャンプ場側のポイントで空いている所に入り、釣り開始のアナウンスとともに釣りスタート。
今回は、あくまでも調査と割り切って、とにかく数を釣るというよりも、1投1投しっかりサーチするつもりで釣りをしようと思っていた。
なので、それをやり続けられる信頼できるスプーン、クマタニトラストさんのサブライムスプーン9gからスタート。
まずは、定説どおり、ボトムまで落として巻き上げてくる。
スピードを変えながら何投か探るも反応なし。
朝一は、朝の急な冷込み、前日との寒暖差を考慮して、ボトムベッタリな展開を想像していたが、スローに巻いてみたり、ボトムをとり直しながら巻いてみても反応がないので、表層からサーチし直してみる。
仮に、表層にいるとすれば、活性が高い気がするので、巻きスピードを速めにしてリトリーブ。
比較的クリアな水質だったため、スプーンを目視できるところまで巻いてくると、激しくウォブリングするスプーンの背後に待望の大きい魚体が見える。
速めの巻スピードによる強いアクションに反応していると思ったので、巻きスピードを落とすことなく、なんなら少し速く巻いて、捕食スイッチを入れる…つもりでやっていたが、ほぼルアーのポテンシャルだと思われる笑
狙いどおり、スイッチが入り、猛ダッシュからの本気喰い。目視しながら、思い通りに掛けた1本は何よりも嬉しい。そして、このスプーンの凄さに気付く。
例のごとく写真はうまく撮れないのだが、とりあえず東古屋らしいサイズが釣れて一安心。
ヒットカラーはSSP1(表:黒シェル、裏:赤)でした。
割と表層なのかもしれないと思い、カラーチェンジして巻いてくると、またもやヒット。
東古屋にしては可愛いサイズだが、サイズの割によく引くコンディション抜群の個体だった。
この1本を釣ったときに、ロッドを立て気味に構えてスプーンを立ち泳ぎさせながら巻き、一定のところで立ち泳ぎをやめて、平行に巻くようにしたところでバイトがあったため、見える範囲にキャストして、どういう変化が起きているか確認。
立ち泳ぎさせながらのスピード変化で起きるスライドやシェイクでのアクションを頭に入れて、あれこれ考えながらキープキャスト。
とにかく釣る!というよりも、状況を探りながら、どういう風にルアーを操り、どうして喰ったか、を考えながら釣りをする。
そうすると結構気づくことがある気がする。
例えば、立ち泳ぎでの巻きが釣れる状況だったとして、流れの影響なのか何なのか、巻き感が重くなるところとそうでないところがある。
立ち泳ぎ自体、水の抵抗を大きく受けるため、水圧による重み、抵抗感は感じやすいかもしれないが、その重みが、より増すところがあると言うべきか。
よく言う魚が後ろについた時のスリップストリームで重くなるのか、何なのかは、自分の腕、知識では説明できないが、経験上、その重みを感じるレンジは釣れやすい。
まずはその変化を感じるゾーン、レンジを見つけられるか。そして、そのゾーンでどんなアクションが有効か。これを詰めていくのが、ルアーフィッシングのおもしろいところだと思っている。
今回の東古屋では、サブライムスプーンの立ち泳ぎだけでは、釣れはするものの、ルアーパワーが強いため魚を寄せるがスレやすくもあり、興味は示して追ってはみるものの喰わない状況になりやすくなってしまうように感じた。
そこで平行巻きにするなり(少しロール気味のアクションになる)、スローに巻いてスライド入れるなり、変化させることで、調査終了時刻の14時まで大型からレギュラーまでサイズ問わず釣れ続く展開を作ることができた。
もっとも、久しぶりのネイティブタックルに慣れず、タックルセッティング(特にフック)に見合ったドラグ設定がなかなか噛み合わなかったせいで、サブライムで掛けた大型は上記の1本しかキャッチできず、ほか2本はフックを伸ばされバラして終わったし、レギュラー鱒は相当数オートリリースという名のバラしだったが笑
このへんの感覚は、自分のメインフィールドでもある中禅寺湖釣行が始まる前までに調整しないと悲惨な目に遭う気がする…
釣り終了間際、サブライムスプーンのフォロー的に、一応、持ってきていたエリアタックルで東古屋湖用に自塗りしたノアボス4.4gを投げ、サブライムと同じように巻いていると、グゥーンと竿に重みが乗り、まさかの良型がヒット。
ゴールドウルフ633MLがバットからブチ曲げられ、ブッシュに潜られそうになりながらも、PE0.2号とフロロ5ポンドリーダーの強さを信じ、なんとかキャッチ。ノアボスも丸呑み状態だったので、本当に切られなくて良かった。
サイズ感がわかりにくいが、改めて見るとそれなりなサイズでなかなかに美味そう。
最後に、今回のヒットルアーたちと無惨に伸ばされたフックをご紹介。
東古屋湖や丸沼なら、なんなら中禅ホンマスあたりなら、ハニカム2番でもいけるかな、なんて思っていたが、PE0.6号にフロロ10ポンドリーダーのセッティングでドラグ強め設定では、良型相手に合わせた瞬間、瞬殺された。これはこれで、いい勉強となったが、逃した相手はデカかった…
釣行全体のまとめとして、バラしに関して課題が残ったものの、エリアで鍛えたスプーニングが湖規模になっても多少通用してくれたので、楽しめた調査釣行となった。
今シーズンは、なるべくバラすことなく、キャッチ率高めなシーズンを過ごしたいものである。
今シーズンもよろしくお願いします。
ではまた。
今年も例年と同じく、岸釣りでの参加。
渓流解禁後の土日での実施となったためか、例年に比べて参加者が少なかった印象。
正直、毎回これくらいの人数なら嬉しいが、そうもいかないだろう…
キャンプ場側のポイントで空いている所に入り、釣り開始のアナウンスとともに釣りスタート。
今回は、あくまでも調査と割り切って、とにかく数を釣るというよりも、1投1投しっかりサーチするつもりで釣りをしようと思っていた。
なので、それをやり続けられる信頼できるスプーン、クマタニトラストさんのサブライムスプーン9gからスタート。
まずは、定説どおり、ボトムまで落として巻き上げてくる。
スピードを変えながら何投か探るも反応なし。
朝一は、朝の急な冷込み、前日との寒暖差を考慮して、ボトムベッタリな展開を想像していたが、スローに巻いてみたり、ボトムをとり直しながら巻いてみても反応がないので、表層からサーチし直してみる。
仮に、表層にいるとすれば、活性が高い気がするので、巻きスピードを速めにしてリトリーブ。
比較的クリアな水質だったため、スプーンを目視できるところまで巻いてくると、激しくウォブリングするスプーンの背後に待望の大きい魚体が見える。
速めの巻スピードによる強いアクションに反応していると思ったので、巻きスピードを落とすことなく、なんなら少し速く巻いて、捕食スイッチを入れる…つもりでやっていたが、ほぼルアーのポテンシャルだと思われる笑
狙いどおり、スイッチが入り、猛ダッシュからの本気喰い。目視しながら、思い通りに掛けた1本は何よりも嬉しい。そして、このスプーンの凄さに気付く。
例のごとく写真はうまく撮れないのだが、とりあえず東古屋らしいサイズが釣れて一安心。
ヒットカラーはSSP1(表:黒シェル、裏:赤)でした。
割と表層なのかもしれないと思い、カラーチェンジして巻いてくると、またもやヒット。
東古屋にしては可愛いサイズだが、サイズの割によく引くコンディション抜群の個体だった。
この1本を釣ったときに、ロッドを立て気味に構えてスプーンを立ち泳ぎさせながら巻き、一定のところで立ち泳ぎをやめて、平行に巻くようにしたところでバイトがあったため、見える範囲にキャストして、どういう変化が起きているか確認。
立ち泳ぎさせながらのスピード変化で起きるスライドやシェイクでのアクションを頭に入れて、あれこれ考えながらキープキャスト。
とにかく釣る!というよりも、状況を探りながら、どういう風にルアーを操り、どうして喰ったか、を考えながら釣りをする。
そうすると結構気づくことがある気がする。
例えば、立ち泳ぎでの巻きが釣れる状況だったとして、流れの影響なのか何なのか、巻き感が重くなるところとそうでないところがある。
立ち泳ぎ自体、水の抵抗を大きく受けるため、水圧による重み、抵抗感は感じやすいかもしれないが、その重みが、より増すところがあると言うべきか。
よく言う魚が後ろについた時のスリップストリームで重くなるのか、何なのかは、自分の腕、知識では説明できないが、経験上、その重みを感じるレンジは釣れやすい。
まずはその変化を感じるゾーン、レンジを見つけられるか。そして、そのゾーンでどんなアクションが有効か。これを詰めていくのが、ルアーフィッシングのおもしろいところだと思っている。
今回の東古屋では、サブライムスプーンの立ち泳ぎだけでは、釣れはするものの、ルアーパワーが強いため魚を寄せるがスレやすくもあり、興味は示して追ってはみるものの喰わない状況になりやすくなってしまうように感じた。
そこで平行巻きにするなり(少しロール気味のアクションになる)、スローに巻いてスライド入れるなり、変化させることで、調査終了時刻の14時まで大型からレギュラーまでサイズ問わず釣れ続く展開を作ることができた。
もっとも、久しぶりのネイティブタックルに慣れず、タックルセッティング(特にフック)に見合ったドラグ設定がなかなか噛み合わなかったせいで、サブライムで掛けた大型は上記の1本しかキャッチできず、ほか2本はフックを伸ばされバラして終わったし、レギュラー鱒は相当数オートリリースという名のバラしだったが笑
このへんの感覚は、自分のメインフィールドでもある中禅寺湖釣行が始まる前までに調整しないと悲惨な目に遭う気がする…
釣り終了間際、サブライムスプーンのフォロー的に、一応、持ってきていたエリアタックルで東古屋湖用に自塗りしたノアボス4.4gを投げ、サブライムと同じように巻いていると、グゥーンと竿に重みが乗り、まさかの良型がヒット。
ゴールドウルフ633MLがバットからブチ曲げられ、ブッシュに潜られそうになりながらも、PE0.2号とフロロ5ポンドリーダーの強さを信じ、なんとかキャッチ。ノアボスも丸呑み状態だったので、本当に切られなくて良かった。
サイズ感がわかりにくいが、改めて見るとそれなりなサイズでなかなかに美味そう。
最後に、今回のヒットルアーたちと無惨に伸ばされたフックをご紹介。
東古屋湖や丸沼なら、なんなら中禅ホンマスあたりなら、ハニカム2番でもいけるかな、なんて思っていたが、PE0.6号にフロロ10ポンドリーダーのセッティングでドラグ強め設定では、良型相手に合わせた瞬間、瞬殺された。これはこれで、いい勉強となったが、逃した相手はデカかった…
釣行全体のまとめとして、バラしに関して課題が残ったものの、エリアで鍛えたスプーニングが湖規模になっても多少通用してくれたので、楽しめた調査釣行となった。
今シーズンは、なるべくバラすことなく、キャッチ率高めなシーズンを過ごしたいものである。
今シーズンもよろしくお願いします。
ではまた。